8割が「FIRE」を希望、早期退職には資産がいくら必要かhttps://t.co/af08y1Y0nb
— 黒井五郎(News U.S.) (@goro_newsus) May 22, 2023
「FIRE」とは、「Financial Independence, Retire Early」の頭文字を取ったもので、経済的自立と早期リタイアを意味します。従来の早期リタイアとは異なり、FIREでは資産運用から得られる不労所得を基に生活することを前提としています。
不動産の買取事業などを展開するAlbaLinkが行った意識調査によると、FIREに興味を持っている人は約8割(78%)に上ります。回答者の中で、FIREしたい理由として最も多かったのは「仕事・会社から解放されたい」という意見でした。次いで、「時間を自由に使いたい」と「好きなことをして暮らしたい」という理由が挙げられました。
一方、FIREを望まない理由としては、「生活が不安定だと思うから」という意見がありました。これは、FIREにおいて投資の運用益が主な収入源となるため、安定した生活費を得られるか不安に感じる人が多いためです。
調査では、FIREするために必要な資産額についても質問がありました。最も多かった回答は「5000万円以上〜1億円」であり、それに続いて「〜5000万円」と「〜2億円」という結果が出ました。平均的な資産額は1億900万円となりました。
FIREの目標金額を決める一つの基準として「4%ルール」があります。これは、年間支出の25倍の運用資産を築き、それを年率4%で運用することで生活できるという考え方です。例えば、1億円を年利4%で運用すると、投資収益は年間400万円になります。ただし、これは単純な計算であり、実際の投資リターンや生活費の変動には個別の要素が影響します。
FIREは40代や50代から始めるのが難しいと感じる人もいるかもしれませんが、副業などの勤労収入と組み合わせながら資産運用を行い、サイドFIREという選択肢もあります。まずは早期リタイア後の理想の生活を考え、年間の生活費を算出することから始めることをおすすめします。また、金融機関やファイナンシャルプランナー、独立系のファイナンシャルアドバイザーなどの専門家に相談することも一つの方法です。
コメント欄の意見:
kawさん: 75歳まで働ける環境を築いており、自営のような働き方でストレスなく一生働けることを目指している。
amoさん: 不動産投資で6500万円を回しているが、気持ち的にはFIREは厳しいと感じており、60歳まで働く必要があると感じている。
ASSAさん: 50代で無職になり、FIRE状態になったが、再就職が難しく仕事をしたい気持ちがある。資産を築いた人は成功体験もあるため、FIREしても仕事をしたくなると考える。
acx.熊さん: 66歳でフルリタイア予定であり、年金や投資により経済的に安定している。過去の働きに良い経験があり、早期FIREしても好きなことに取り組むことが重要だと感じる。
jauさん: 1億円を年間4%で長期運用するのは難しいと感じる。投資はリスクがあり、FIREを目指す人の期間で平均を計算すると波があると思う。
qbpさん: FIREの過程に意味があると考える。自由な選択肢を持ち、少なくとも老後の生活に潤いを持たせることが大切だと感じる。
invさん: 純資産10億円でFIREした方々は頭の回転が素晴らしいと思われる。経済的な安心感があるため、FIREを成功させることができる。
常識人その壱さん: 日本の経済に貢献するために働き続けることを提案し、早期退職はもったいないと考える。
yuaさん: 生活レベルによるが、400万円は微妙な額だと感じる。40代や50代だと旅行や高級車などお金を使う機会が多く、FIREとは言えないかもしれない。
nonさん: 確定利回り元本保証の商品がなく、下落リスクや利回りの下降リスクがあることを指摘する。400万円から税金を引かれると暮らせるかは個人の状況によるが、単身なら可能かもしれない。



