日経グループのQUICK 「ChatGPT」を全社導入https://t.co/7Wxsqiqdur
— 黒井五郎(News U.S.) (@goro_newsus) May 23, 2023
日経グループのQUICKは、対話型AI「ChatGPT」を全社導入することを発表しました。これにより、QUICKの全社員および関連会社の約900人がChatGPTを利用することが可能となります。
QUICKは、Microsoftが提供する「Azure OpenAI Service」を活用してChatGPTを導入します。これにより、情報が外部に漏れない安全な環境が保たれ、全社員があらゆる業務でAIを活用することができます。この取り組みは、顧客価値の向上を目指すために行われます。
QUICKがChatGPTを全社導入する背景には、2022年後半以降、AIによるデータ生成技術が急速に進化し、特に画像生成AIや大規模言語モデル(ChatGPTを含む)が一般的に使用されるようになってきたことが挙げられます。QUICKは、このような状況を踏まえて顧客価値の向上を図るため、ChatGPTの全社導入を決定しました。
今後は、QUICKがこれまでに蓄積してきたデータ活用やデジタルセキュリティに関する知見を生かし、ChatGPTをサービスや業務に本格的に導入していく予定です。
QUICKにおけるChatGPTの具体的な応用としては、以下のような活用が想定されています:
・個々の顧客の要望に応じたニュースや市況情報の提供、コールセンター業務やFAQの改善
・QUICKが作成するレポートに関する作業効率化や要約、翻訳の準備作業
・企画書などの文章作成や開発工程の効率化による顧客との接点強化
・幅広い社員の活用による新たな事業アイデアの創出
これらの活用を通じて、QUICKは顧客サービスや業務の効率向上、そしてさらなる事業の発展を目指すこととなります。



