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タイ法人設立に必要な最低資本金は45万円! 就労ビザが必要なら90万円  ビザ更新には厳しい条件も

ワトソン君、たまにはこっちも更新しようか。タイで法人を設立するためにはいくら必要なのかについての話題だ。
タイで起業するんですか?
ここ最近の2019年特選マガジンでいくつかバンコクについての記事をまとめただろ?その流れでビジネス面でもバンコクに着目してみようという企画だ。
もしバンコクで起業したら、ムン大統領がお客さんとして来ますか?
何の商売をやろうとしてるんだよww

タイ法人設立に必要な最低資本金は100万バーツ程度

まず基本的な情報として、タイで法人設立をする時に必要な資本金の額は100万バーツだ。2月8日現在1バーツは3.5円する。つまり350万円が初期投資として必要ってわけだ。
いきなりムリじゃないですか!高過ぎます!ムン大統領、さようなら!
諦めるのがはええよww これでも安い方なんだぞ?
そうなんですか?
今話したのは現地法人の話で、これが日本企業とかの外資の支店だったり駐在員事務所とかになると共に300万バーツに跳ね上がる。ざっと計算して1,000万円は必要になるってわけ。
そんなに!? じゃあ、日本企業がタイに子会社を作るには、最低でも1000万円が必要なんですか?
ここがタイの面白いところなんだが、実際には最低資本金は特にないそうだ。
??
最低資本金を定めないが、実際には100万バーツはないと登記手続きの際に悪印象を持たれてスムーズに進まないということらしい。暗黙の了解で制度を成り立たせているのが何ともタイらしい一面だね。
どうしてキチンと法律で定めないんですか?
物事には曖昧な方がいい場合があるってことだと思う。ある意味非常に日本人の感覚に近い部分があるよ。米欧は何でも法律で定めて論理的に決めるけど、それはタイは好まないというか。
じゃあ、もし90万バーツで起業したら、どうなりますか?
手続きの進行が10%くらい遅くなるんじゃない?知らないけど。
じゃあ、もし70万バーツなら、もっと遅くなりますか?
くだらない質問をするなwww

製造業など一部業種以外はタイ資本51%が必須

さらに面白いのは、この資本金については入金しなくてもいいそうだ。
ええっ?頭が混乱してきました!
どういうことかというと、タイでは現地のタイ国籍の人に株式を51%以上持たせる必要がある。その人の口座に100万バーツの51%、つまり51万バーツが入金されていることが確認できれば理論上は100万バーツあることを証明できるらしい。
タイの人に、株を51%以上持たせるのは、何のためですか?
タイの資本規制だよ。製造業や投資奨励事業でない限り、基本的にはタイローカルの割合が51%以上なくてはならないんだ。
それで、タイには製造業の工場が多いんですね・・・。製造業以外だと、進出が怖いと思います!
まあな。51%以上の株式を握られてしまっては勝手に株主総会を開かれて会社を乗っ取られるんじゃないかという懸念もあるけど、とにかくそうするしかないわけだ。まとめるとこうなる。

・タイの現地法人設立の最低資本金は特にない
・実際には100万バーツないと登記申請がスムーズに進まない
・製造業や投資奨励事業を除きタイローカルに株の51%を持たせる必要あり

やる気がなくなりました・・・。タイ起業は、難しそうです!

50%×25%で実質資本金の8分の1あれば登記可能

同じ説明をもう一度しよう。資本金についてはそのタイローカルの口座に51%分が入金されていればいいらしい。それに加えて、タイの商法では出資金のうち25%の現金があれば設立が可能だそうだ。
ええっ?ちょっと待って下さい!ホントに頭が混乱してきました・・・。結局、いくら必要なんですか?
だから言ってるだろ?資本金100万バーツの51%の25%で12.75万バーツ。約8分の1だ。つまり1バーツ=3.5円とすれば44.625万円あれば法人設立は可能ということになるんだ。そしてこの金額はタイローカルの口座にあればいいことになっている。
その結果、どうなりますか?
日本人は出資金として1バーツたりとも用意せずに、理論上は法人設立が可能になると思われる。タイローカルの口座に44.625万円≒45万円が入金されている必要があるが、そのお金はタイローカルが出資することになってるからな。外国人の口座にお金があるかどうかはチェックされないそうだ。
タイの人が、お金を持ってなかったらどうするんですか?
その場合はこっちが用意することになると思うけど、いずれにせよ45万円というごく少額での設立が可能ということに変わりはない。日本と違い出資時に銀行口座に満額入っていることを証明する必要がないというのがミソだ。
資本金のうち現金が25%でいいだなんて、それは資本金とは言えないのでは?ホントなのかが、不安なんですけど・・・。
一応それなりに詳しいと思われる専門家の法人のページを参考にしているつもりだ。後でソースをまとめて列挙する予定だ。

日本人が就労ビザを取るには1人200万バーツ必要

ところがこの資本金については、ある物を得る時だけ厳格な条件がつけられる。日本人などの外国人がタイで就労ビザを取得する場合、必要な資本金は一気に200万バーツにまで跳ね上がるそうだ。現地法人であってもだ。
また後からそうやって!混乱ばかりです・・・。
この200万バーツは厳格に決められているらしく、しかも1人当たりの金額だそうだ。つまり2人や3人と日本人や外国人の人数が増える場合には、同じように資本金200万バーツを2倍3倍する必要があるってわけ。
200万バーツって、700万円じゃないですか!高過ぎます!そんなにお金を出さないと、タイに住む事はできないんですね・・・。
まあな。それだけビジネスの参入障壁を高めるということだろう。日本人がタイで法人設立をする場合は多くが現地に住むビザを取得することを想定するだろうから、実質最低資本金は200万バーツで固定されるというわけだ。
マナブさんは、お金持ちだから余裕ですけど、何人も雇うとなると大変そうですね・・・。
ビザの更新となるとさらにハードルは上がる。まず会計報告時に会社に資産が100万バーツ以上残っていなくてはいけない。それから最も難しいのが、年間60万バーツ程度の売り上げがなければいけないということ。これはつまりビザを持っている外国人の給料額に相当するが、その程度も稼げないような企業はさっさとお引き取り願うってわけだ。
そんなぁ・・・。1年だけじゃ、結果が出ない事もありますよね?
法人設立を決めるとなると時間的猶予はないわけだ。甘くないんだよ。その点マナブ氏のように先に成功してから法人設立に挑むのはありだね。
マナブさんでやっとなら、普通の人は絶対にムリじゃないですか!悠斗さんがタイ法人だけはおすすめしないって言ってた理由が、やっと分かりました・・・。
インフルエンサーがバンコクに集結しすぎだろww
まあそうは言っても60万バーツというのは日本円にしてたったの200万円程度だし、台湾でのビザ更新条件の1,000万円に比べたらはるかに楽だと思うけどね。というかその程度の稼ぎしかなくてはバンコクと言えども生活苦になるだろう。

まとめ

バンコクでの起業に関する固定コストとか、登記にかかる費用とかを細かく見ていくときりがないんだけど、ここまででざっと重要な資本金とか就労ビザの面については押さえられたと思っている。一旦まとめようか。

タイ法人設立と就労ビザのまとめ
・法人設立に必要な最低資本金は事実上100万バーツ
・タイローカル資本51%以上(製造業と投資奨励事業を除く)
・実際に用意する現金は資本金の8分の1程度でいい
・日本人が就労ビザを取るには1人200万バーツの資本金が必要
・会計報告時に会社資産が最低100万バーツは必要
・1年の売り上げが60万バーツないとビザ更新が不可能に
・先に成功してから法人設立するのがいい

まとまりましたね!知りたい情報が、凝縮されてる気がします。
詳しく学ぶにはやや不足しているが、ざっくりとした情報はこれで押さえられたと思う。
参考にしたリンクを示しておく。どれも法人運営のサイトだ。

外資に関する規制 | タイ – ジェトロ
https://www.jetro.go.jp/world/asia/th/invest_02.html
タイで会社設立 (法人設立) する手順まとめ
https://www.yappango.com/keywordpage/thailand_company.html
【タイ】法人設立に関する費用について
https://www.theoceanz.com/Countryinfo/thailand_cost
タイ現地法人の設立についてのまとめ
http://sabaijaicons.com/company.html