三角タイヤなのに滑らかに走れる自転車。そのからくりは?https://t.co/byOlS7JIu7
— 黒井五郎(News U.S.) (@goro_newsus) May 22, 2023
三角タイヤで滑らかに走る自転車の仕組みは、特殊な三角形の形状を持つタイヤを使用することと、摺動可能な面を用意することにあります。
一般的な正三角形のタイヤでは、中心点から辺までの距離と、中心点から角までの距離が異なるため、車体がガタガタと上下に揺れてしまいます。そこで、この問題を解決するために、特殊な形状の三角タイヤを使用します。
この特殊な形状は、「ルーローの三角形」と呼ばれ、3つの角を直線ではなく円弧で結んだ形状をしています。この形状には、どの方向から見ても幅が一定という特徴があります。
次に、摺動可能な面を用意します。この面は路面と平行な平面であり、自転車のフレームが上に乗るように配置されます。そして、タイヤの上側に接し、自転車の荷重をタイヤに伝えるために、梯子のようなフレームに多数のローラーを備えたローラーコンベア状のパーツを使用します。
この摺動部品は、そろばんの珠が回転する筒のような部品です。車軸の部分の上下動は避けられないため、サスペンション構造を加えることで解決されます。
これにより、三角タイヤを使用していながらも、自転車はスムーズに走行することができます。この仕組みを応用した自転車は、特殊な形状のタイヤと摺動可能な面を組み合わせることで、ガタガタと揺れずに滑らかに走行することができるのです。
なお、この自転車のアイデアは、「The Q」やパナソニックのロボット掃除機「RULO」のCMに登場したものであり、ルーローの三角形をモチーフにした形状が採用されています。
コメント欄の意見:
s_tさん: マンホールの蓋は円形でなければならない理由を思い出した。製作コストや頂点の問題から、円形が普遍的で特殊な形状だと感じる。
nomさん: この三角タイヤの実証動画は面白いが、疲れるし、うるさいかもしれない。街ですれ違ったら注目されるだろう。
アルミ缶の上に有るミカンさん: 四角の自転車はキャタピラー構造で詐欺的だが、この三角タイヤは完全に回転しているので素晴らしいと感じる。
erpさん: この自転車の製作には素材や材質についても詳しく知る必要がありそうだ。カッコいいしセンスもいい。
be5さん: エキセントリックシャフトの動きからこの自転車のサスペンションの動きを何となく理解したような気がするが、まだ完全には理解していない。
*****さん: 実際にはスムーズではない。タイヤは丸い方が必要ということが再確認された。
rafさん: 地面とペダルに加えて摺動部の摩擦もあるため、燃費が悪そうだ。
どらネコポリスさん: 幅と高さが合えば、階段もスムーズに上り下りできるのかな?
looさん: 「もしも世の中の丸いものが全て四角だったら」というアニメの世界のようだ。
evtさん: この三角タイヤでぶつかった時にケガしやすくなるかもしれない。携帯をいじりながら走る人がいる中での利用は慎重が必要だ。



