- ニデック、空飛ぶクルマ部品事業参入で株価年初来高値更新
- エンブラエルとの合弁会社設立を発表、電気駆動システム提供へ
- 好調な車載分野と期待される業績改善が買いを促し、株価上昇基調継続
ニデック(NIDEC)は、航空機メーカーであるエンブラエルとの合弁会社設立を発表し、電気駆動システムを提供することで「空飛ぶクルマ」市場に参入することを明らかにしました。このニュースを受けて、ニデックの株価は続伸し、年初来の高値を更新しました。株価は一時的に2.5%上昇し、8000円台を回復しました。この水準は、2022年12月以来の高い水準です。
昨年の11月頃から、ニデックの株価は大きく売られる展開が続いていましたが、今回の新たな事業参入のニュースによって買いが強まったと分析されています。特に、自動車産業の成績が良好なことから、業績改善への期待が高まり、好決算が確認されれば株価の上昇基調は続く可能性があるとされています。
ニデックは、幅広い分野でモーターおよび電気駆動システムを提供する日本の企業です。今回の合弁会社設立により、空飛ぶクルマ市場での存在感を高め、さらなる成長が期待されています。ただし、株式投資にはリスクが伴うため、投資を検討する際には注意が必要です。