- 日経平均、3日ぶりに反落
- 半導体株の下落が重し
- 米ハイテク株安を嫌気
2023年6月22日の東京株式市場で日経平均株価が3日ぶりに下落し、米国のハイテク株安が原因であることが伝えられています。半導体関連株の下落が指数を圧迫しましたが、一方で内需株や金融株、商社株などが堅調でした。市場では、出遅れ銘柄への資金流入や循環物色が進んでおり、上昇相場の持続力に期待する声もありました。また、日本のデフレ脱却が進んでおり、企業業績も安定的であるとの見方が存在しています。
東京エレクトロンやアドバンテストなどの半導体関連株は弱含みであり、これらの銘柄が日経平均を下げる要因となりました。一方、伊藤忠商事や三菱UFJフィナンシャルグループなどは年初来高値を更新し、KDDIは買われました。
なお、東証プライム市場の騰落数は、値上がりが800銘柄(43%)、値下がりが970銘柄(52%)、変わらずが63銘柄(3%)だったと報じられています。



