DMM、EV充電サービス「DMM EV CHARGE」を開始https://t.co/UqaHEgzSOv
— 黒井五郎(News U.S.) (@goro_newsus) May 20, 2023
DMM.comは、2023年5月15日に電気自動車(EV)インフラ事業に参入し、EV充電サービス「DMM EV CHARGE」を開始することを発表しました。このサービスは、商業施設や宿泊施設、公共施設、マンションなどで利用することができます。DMM.comは、約12月頃を目標にサービスを提供開始する予定です。
「DMM EV CHARGE」は、商業施設と宿泊施設の利用者向けのEV充電サービスです。事業者向けには、初期費用(機器・工事費)やサービス利用料が無料の「0円プラン」や、各施設で充電器を設置する代わりに販売価格の一部を還元する「売電シェアプラン」などが用意されます。
EVはガソリン車とは異なり、商業施設やオフィスなどに充電器を設置することが可能です。そのため、DMM.comはこのサービスを通じて、新たな顧客接点を創出することに期待しています。顧客にとっては、EV充電サービスを利用するための来店動機が生まれ、来店頻度や継続利用が増えることが期待されます。また、充電を目的とした来店など、潜在的な顧客層へのリーチや地域のインフラとしての役割も期待されています。
現在、エネルギーの節約や地球温暖化対策の観点から、世界中でEVやプラグインハイブリッド自動車(PHV)への関心が高まっています。日本国内でも、経済産業省が2010年4月に「次世代自動車戦略2010」を策定し、EVやPHVの普及を推進し、2035年までに新車販売における電動車の比率を100%にする目標を掲げています。この目標達成には、EV充電インフラの整備が急務とされています。
DMM.comは、急速に増えているEV充電インフラの構築が社会的な課題解決にもつながると期待し、新たにEVインフラ事業に参入することを決定しました。また、EV充電サービスを通じて、商業施設など地域のビジネス支援も行っていく予定です。



