老後資金の準備の方法は「預貯金」、必要な金額は「2,000万円~3,000万円未満」が最多https://t.co/bAbd4Z8MEm
— 黒井五郎(News U.S.) (@goro_newsus) May 20, 2023
老後資金の準備についての議論が広まったのは、2019年に金融庁が公表した「老後30年間で約2,000万円が不足する」という試算をきっかけとしています。現在、人生100年時代が到来し、老後の資金が不足する可能性に対する意識が高まっています。株式会社林商会は、老後資金の準備についてアンケート調査を行い、その結果を報告しています。
調査結果によると、72%の人が公的年金以外に老後資金を準備していることが分かりました。公的年金制度の改革や少子高齢化の進行により、公的年金だけでは不安を感じる人が多いのでしょう。
具体的な老後資金の準備方法については、調査では複数回答がありましたが、「預貯金」が最も多くの票を集めました。預貯金は特別な専門知識が必要なく、手軽に始められるため、多くの人が老後資金の基本として取り組んでいるようです。
また、「準備していない」という回答も多く見られました。その理由としては、経済的な余裕がない、生活費や子供の教育費に貯金を destina せざるを得ない、介護のための資金を取り崩してしまったなどの理由が挙げられました。これは、生活費や経済状況によって老後資金の準備が難しい現実を反映しています。
また、3位の回答として「つみたてNISA」が挙げられました。預貯金と併せて行う人が多く、少額から始められることや非課税の特典が支持を集めているようです。
最後に、調査では老後資金に必要な金額についても聞いています。その結果、「2,000万円~3,000万円未満」と回答した人が最も多く、40%を占めました。これは、政府の発表やネット情報で言及されている「老後2,000万円問題」が影響していると考えられます。公的年金への不安や物価の上昇などが、この金額を必要とする意識を高めているようです。
老後資金の準備に関しては、預貯金やつみたてNISAなどの方法を活用し、コツコツと準備を進めている人が多い一方で、経済的な余裕のない人や生活費の支出が優先される人も存在します。老後資金の準備は個人の状況や優先事項に合わせて行う必要があります。
コメント欄の意見:
・マスコミや政府が人生100年時代を叫んでいるが、実際には生きること自体が苦しい場合もある。医療機関が延命治療で儲かり、命の大切さが長生きと勘違いされていることも問題だ。死生観と向き合う考え方が必要。
・人生100年時代は健康寿命ではなく、病気や介護を含めた長い期間を指す。そこまで長生きしたいとは思わないが、定年後の35年間の生活費の問題は解決すべきだ。健康寿命を考慮し、預貯金が尽きたら消えたいという考え方もある。
・老後は動けるうちに稼ぐことが重要であり、働けなくなった後に備える期間が本当の老後だと考える。ロウゴ期間は最大でも10年程度であり、働けるように膝のリハビリやスキルアップに取り組むべきだ。
・タンス貯金や普通預金であればあるだけ良いという記事のようだ。
・銀行預金だけでは利子がほとんどつかない現状を考えると、老後の準備としては投資の勉強をして資金を増やすことが重要だと思われる。



