- 日経平均、バブル後最高値を更新
- 米利上げ停止観測で株価急騰
- 5月の消費者物価指数鈍化による利上げ見送り期待拡大
2023年6月14日の東京株式市場での日経平均株価の動きについて報じられています。日経平均株価は前日の終値から一時的に400円以上上昇し、3万3400円台を記録しました。これにより、バブル崩壊後の最高値を13日に続いて更新しています。
この上昇の背景には、急速に進んでいた米国の利上げが停止される可能性が高まっているとの見方があります。13日に発表された5月の消費者物価指数(CPI)は、11カ月連続で鈍化しており、物価上昇を抑えるための利上げを見送るとの期待が広がっています。また、米連邦準備制度理事会(FRB)が14日まで開く会合でもこの問題が議論される予定です。
これにより、ニューヨーク株式市場でも13日には主要企業で構成されるダウ工業株平均が上昇し、今年2月以来の4カ月ぶりの高値を記録しました。東京市場もこの流れを引き継いでおり、株価が大幅に上昇しています。



